世界中、日本でも、
ウイルスに
よる脅威が続いている。
いや、影響はさらに拡大して
いるようにも思える。

-国士舘大学編-

岡田雅次 監督

そのさなか、染めQテクノロジィ(以下、染めQ)における「抗菌プロジェクト」のリーダー・中川が、母校・国士舘大学を訪れることになった。自身も槍投げの選手であったため、陸上部の監督・岡田に会って話し、アスリートを守ろうと考えたのだ。岡田監督は、以前から圧倒的な身体能力を持つ大物として知られており、学生時代に100m走は10秒台、専門の槍投げでは80mを超える記録を持つなど、「陸上界の怪物」と一目置かれていた。 若かった頃の中川も、そのような先輩に少なからず恐れ多さを抱いており、緊張を胸に母校の敷居をまたいだ。ところが、いざ岡田監督に会ってみると昔の畏怖感はなく、むしろこちらの話を非常によく聞き、説明をすべて受け止めてくれた。「そうか。君のいう『ウイルス増殖環境消滅』はとてもいいもののようだから、私からいろいろな部に話をしてやろう。」
国士舘といえば、日本を代表するアスリートの輩出において、トップたる大学のひとつ。柔道、水泳、剣道など、様々な部門がある。中川が寄贈するために持っていった「ウイルス増殖環境消滅」を、岡田監督は各所に配ってくれたのだった。

「ウイルス増殖環境消滅」は“好評”です??

数日後、中川は電話で「あの製品はいかがでしたか?」と尋ねた。「中川君、好評だよ。」「え、“好評”ですって?」予想しなかった言葉に、中川は思わず聞き返した。除菌・抗菌をするのに、“好評”とはいったいどういうことだろう?重ねて聞くと、岡田監督は「柔道のほうでケイジが喜んでいるんだよ。」という。「ケイジって、あの柔道の鈴木桂治さんですか!?日本代表で、金メダリストの!?」「その鈴木桂治だよ。彼が監督をしている柔道部で、柔道場の匂いがなくなったそうなんだ。私のところへ、わざわざお礼に来たぐらいだよ。」
これは後日談だが、「ウイルス増殖環境消滅」はウイルス以外にも幅広い菌に有効で、生活のあらゆる場所に使用できるということを理解してもらった。それが解決できるとなると、これは柔道のための製品なのではないかという話も出ているぐらいだ、と。

鈴木桂治、道場全体の施工を依頼する

鈴木桂治 監督 @AZUSA 評判が評判をよび、今度は道場全体の抗菌施工をしてほしいという話に発展した。さっそく染めQのスタッフが出向き作業を始めると、鈴木桂治監督はずっと現場に立ち会った。そして作業が終わると「未だ練習を再開できない学校が沢山あるんです。この抗菌施工を全国のスポーツ関係者に知ってもらえたら良いですよね・・・・・ 染めQさん、『近代柔道』という柔道界の専門雑誌に連絡しますよ。」と話してくれた。金メダリストという存在感のある人物でありながら、偉ぶることもなく、懐の大きな人間性を感じさせる言葉だった。

スポーツの環境改善、これもテクノロジーで

さらに後日、最初の接点となった監督・岡田が、今度は染めQのオフィスを訪ねてきた。そこで社内に展示された様々な、不思議ともいえる技術を目の当たりにし、考えた。「これは、抗菌・除菌以外の技術も、スポーツの現場に役立ちそうだぞ。」たとえば、陸上のトラック。多くの選手が走るために、白線が磨耗しすぐに無くなってしまうのが常だったが、染めQの染色技術があれば、無くならない白線へと直せるのではないか。 また、選手たちは激しい運動後にアイシングで体を冷やさなければならないが、アイシングのための桶がすぐボロボロになってしまうのも染めQの技術があれば直せるのではないか。あれもできる、これもできる。思いつくことはみんな染めQの技術で解決できるのではないか。可能性を感じた岡田は、同じ国士舘大学の空手の先生に、レスリングの先生に、新体操の先生に、とアスリートでありかつ有能な指導者でもある人々に、次々と染めQを紹介した。除菌・抗菌に端を発した国士舘大学との出会いは、広がりを見せた。

染めQも考える。次の日本のスポーツ界を背負って立つアスリートたちを育成する、トップの大学・国士舘。ここを守ることは、ひいては様々な大会を守ることにつながるのではないか。

“あの”染めQの技術なら
-藤村女子編-

スポーツと若者を守る取り組みでは、大学以外も舞台になる。スポーツが盛んな学校として知られる藤村女子中学・高等学校の事務職員は、たまたま染めQの「錆を止める」という技術を知っていた。そして、この時勢下で知ることとなった「ウイルス増殖環境消滅」。錆を止める技術とはだいぶ方向性が違うが、あの染めQの技術であれば間違いないのではないか、と受け止めた。その話を学校内で持ちかけると、染めQを知らない多くの先生や職員からはたくさんの質問が出た。そこで、染めQに説明に来てもらおうと考えるに至った。染めQの社員が出向くと、そこには事務職員から事前に話を聞き、関心を抱いた理事長をはじめ、校長以下多くの職員が集まっていた。皆、製品のおおまかな特長について理解しており、社員から直接説明を聞いてより一層安心感が高まったため、「ウイルス増殖環境消滅」を選んだ。その選択は、生徒たちを守るための決断だった。藤村女子では、クラブ活動の段階的再開に合わせ8月から「ウイルス増殖環境消滅」を導入。抗菌効果が長くひと月に一度程度の塗布で対応できる上、においがほとんどないため、学校全体で抗菌作業に取り組んでいる。 また、噴霧器で簡単に塗布できるため、体育館の床や壁、体操用のマットなども除菌・抗菌し、より安心してクラブ活動ができる環境づくりを支援している。

アスリートを守り、若者を守り、未来を守らねば

染めQも、切に願っている。アスリートたちを守り、様々な大会へつなげ、ひとりひとりが精一杯の結果を出し切れることを。アスリートだけでなく、活力に溢れる若者たちを守るために、自分たちの持てる技術を生かし、さらに磨いていきたいと。そこには私たちの未来があるのだ。

物語のあとがき

株式会社 染めQテクノロジィ 社長・菱木のコメント

アスリートは常に闘いだ。競争相手、記録、そして自分自身と。
厳しい環境で孤独な闘いを強いられる。
そこにウイルス問題が加わって競技・トレーニングにも多くの制約が生まれた。
何とか少しでも役に立ちたい。
夢、希望を与えてくれるアスリートのために、不安を少しでも解消できる環境をつくれないか。
若き日にスポーツをかじったスタッフたちが行動を起こした。勿論、ビジネスをしに行ったのではない。母校を訪ね自ら購入した「ウイルス増殖環境消滅」を寄贈したのだ。本当に役に立ちたいの一心だったのであろう。真剣に考えての行動は、同じく真剣に事態の収拾に立ち向かう人物との出会いへとつながった。
そして、事実は心に響く物語を創ってくれるようだ。

守らねば物語

  • 第一話
  • 第三話

製品ラインナップ

  • ウイルス増殖環境消滅

    ウイルス増殖環境消滅

    ※業務用サイズもございます

  • ウイルス増殖環境消滅 スクール

    ウイルス増殖環境消滅 スクール

  • マスクはガードしなければ!EX

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