採用パンフレット
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採用担当 T: 今、染めQの新卒の初任給もどんどん上がっていますが… をばらまくというような趣味ではない。 雑談的な話だけど、お金は本当に重要で、「お金が全てじゃないよ」って言い方は勿論ある。だけど、ヒトによっては命より大事だという時もある。お金のために命を失ってしまう人がいるということは、そうとも言える。この価値あるものに、自分が見合うようなヒトになって得たお金は本当に価値がある。そういうヒトたちの集団にしたいんだよね。 「世の中金じゃないよ」っていうカッコいいセリフもあるけれど、お金も稼げないのにそのセリフを言っても「なんだ、自分で出来ないからじゃないか」と周りは思う。沢山の収入を得ることが出来ていながら、「それが全てじゃないんだよ、もっと大事なことがあるよ」って、こうなったらかっこいいよね? 要するに、自分の価値を高めるっていうことは、「多くのお金を、収入を得ようよ」という投げかけですね。 私は初任給を高くしたいんじゃなくて、その後をもっと大事にしたい。今でも染めQは給与が高いと言われている。でも、更にこの会社はかなり伸びそう。その時に、会社の給与はどうなるかな…。それはさっき最初の例で言ったように、やっぱり「このヒトがいてくれたからだよね」「あのヒトのお陰だよね」っていう風になって、沢山のお金を払えたら素晴らしい。もらう方も気分が良いけど、払えるヒトも幸せなんだよね。それを目指そう。株式会社染めQテクノロジィ代表取締役 染めQは時代を担えるような事業にチャレンジしている。その中で一番大事なのは、染めQを支える100人がどんな100人なのか?ということに私は一番思いが行くんだよね。今までは、「君のようなヒトに出会えてよかった。」「あなたのようなヒトに出会えてよかった。」これがひとつの目標であった。だけど今のうちのスタッフは、もう大半のヒトたちがそういうレベルに来ている。そして事業はますます大事な局面を迎えていて、次のステージというと、「出会えて良かった」以上に「君がいなかったら出来なかった。」 そのぐらい、それぞれの部署で「このヒトがいてくれたから、染めQは時代を担えるような仕事が出来たんだよ」と。こういうヒトたちの集団を作りたいね。いつの時代でも、1人が優れているからと言って何かが出来る訳じゃない。やっぱり何人ものヒトが支え合ってやっていく。「誰一人欠けてもいけない」っていうような100人だったらスゴイよね。会社がどうあったらいいかという時に、一番大事なヒトに関してそんな風に思いますね。 「社長、そんなこと言っていないで早く上げりゃいいじゃないですか」っていう意見もあるかもしれないけど、私が言っている意味はちょっと違って。例えば意味なく高い給料を払っても、そのヒト、本当にハッピーだろうか?「うまくやった」っていうくらいで、そのヒトの人生に何のプラスにもならない。お金も可哀想だよね。意味のない使われ方をしている。私はお金にも心があると思う。それを動かすヒトにも心がある。だから、私が言う「給料を上げたい」っていうのは、給料は今日の自分の価値。だから自分の価値を高めるために、「君は何を考えるのですか?」「どう行動しようとしているんですか?」という問いかけなんだ。それに対して会社も「そんな考えだったら」って嬉しくなって、何としても給料を上げたい。だから、ただ気前のいい社長で、なんでもいいからお金□□□□□□□□□□□□□15 染めQテクノロジィをどのような会社にしていきたいですか?その真意は!?1942 年 東京都生まれ1968 年 慶応義塾大学卒業1972 年 自動車用塗料メーカー起業 以降、不動産業、レストラン業、輸出入業に進出1985 年 アメリカ、オーストラリアでディベロッパー事業を展開1992 年 バブル崩壊の打撃もあり、経営が苦境に事業の売却、閉鎖、清算。2002 年 アメリカ・ネバダ州の研究所でナノテクノロジー「染め Q」の開発に成功。    株式会社テロソンコーポレーションを設立2010 年 株式会社染め Q テクノロジィへ改称2011 年 代表取締役社長に就任し、現在に至る。質問質問 「社員の給与を上げたい」とよく仰いますが菱木 貞夫

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